バッテリーが上がってしまたらどうする?
- バッテリー上がりは突然来るのではなく必ず前兆があります。その症状の移り変わりを見逃していると突然エンジンがかからなくなり、雨が降っている時や急いでいるときに限って動かなくなりパニック状態になりかねません。
- そんな事態にならないよう日々の点検や変化に気をつけましょう。
- バッテリー上がり前兆の症状として、スターターを回したときにいつもは「キュルキュルキュルブーン」と軽い感じでかかっていたのが、最近「キュルキュルキュルブーン」が少し重たく回りながらエンジンがかかったりします。
- この場合バッテリーの劣化もしくは電圧低下などがあげられます。
- こんな症状のままほおっておくと1ヶ月〜2ヶ月ほどで急にエンジンがかからなくなる恐れがあります。
- 家庭用充電器を使って充電できるのであれば一度充電してみましょう。
- 得に寒い時期は夏と違ってバッテリーが上がりやすいので、気をつけましょう。
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バッテリー上がりの対処は「ブースターケーブル」(赤と黒の洗濯ばさみのような長いコード)を使ってエンジンをかけます。
12Vのバッテリー車には→12Vバッテリー車につないで下さい。
12V車→24V車、24V車→12Vという風に電圧の違うバッテリー同士では絶対接続しない用に気をつけましょう。
ケーブルをつなぐ手順
- 上がった車のバッテリー側に赤のプラスケーブルをつなぎます。
- 正常な車のバッテリー側に赤のプラスケーブルをつなぎます。
- 正常な車のバッテリ側に黒のマイナスケーブルをつなぎます。
- 上がった車のエンジン部分のフックに黒のマイナスケーブルをつなぎます。
- 最後の黒のマイナスケーブルをエンジン部分のフックにつなぐのは、マイナスケーブルをつなぐ瞬間に見た目静電気のような火花が「チカッ」と飛びますが、バッテリーから出る水素ガスに引火するのを防ぐため、エンジンフックなどのバッテリーから離れている部分にアース接続するのです。
- しかし、最近のエンジンルームは金属面の露出が少なく、ケーブルをつなぐのが困難な場合が考えられるので、バッテリーのマイナス端子に直接接続するしかない場合は、なるべくバッテリー液の蓋にかぶらないように注意して取り付けてください。
- 車の取扱説明書にアース接続できる場所が記載されていることもあるので確認しておくと良いでしょう。
- ケーブルの接続が完了したら正常な車のエンジンをかけ、30秒ほど待って落ち着かせ上がった車のスターターを回してエンジンを始動してみましょう。
ケーブルの取り外し手順
取り付けの逆順で進めましょう。C→B→A→@
- 上がった車のエンジン部分のフック黒のマイナスケーブルを外します。
- 正常な車の黒のマイナスケーブルを外します。
- 正常な車の赤のプラスケーブルを外します。
- 上がった車の赤のプラスケーブルを外します。
エンジンがかかったら、エンジンを切らないように1時間走らせて充電すれば、復帰する場合もありますが、ホームセンターかカーセンターでバッテリーを購入して交換した方がいいでしょう。
新品に交換したのに短期間でまたバッテリーの調子が悪くなった場合は車本体の異常が考えられます。
例えば発電機であるオルタネーターなどが故障していればいくら交換してもダメです。整備工場へ行きましょう。