解決シリーズ!

アロエベラ(Aloe Vera)の育て方

 

 

  • 室内でも育てることはできますが、日当たりが良くて風通しの良いところで育てましょう。
  • 必要な材料や水やり、肥料などの注意点などを説明します。

 

 

 

なぜアロエベラは育てたほうがいいの?

 

 

 

  • アロエベラの葉を切ると、ネバネバした液が出てきます。
  • このネバネバを食べるには生のアロエベラを食べるのが一番いいということになります。
  • また、水分を多く含む多肉植物は夜間に室内の二酸化炭素を吸収して空気をきれいにしてくれます。

 

 

アロエベラを育てる準備

 

 

栽培時期は?

 

 

アロエベラは寒さに弱いため植え替え時期は暖かい4月から9月がいいでしょう。

 

 

 

 

 

必要なする道具は?

 

 

 

アロエベラの苗

 

  • 成長点(新しい目が生えるところに傷がない苗を選びましょう。)
  • アロエは苗を植え付けて育てます。
  • アロエの親株の根元に生えてきた子株を分けて苗とします。
  • 分けた子株は風通しの良い日陰で数日間乾かしてから植えつけましょう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

  • 材質は通気性のいい素焼きの鉢が無難ですがプラスチックでも構いません。
  • 鉢はアロエの苗の胴回りのやや大きめの大きさを選びましょう。
  • 大きすぎるとその分土に水を含むのため根腐れを起こします。

 

株分けしました。2019.3.18

 

左が7号 右が5号です。

 

 

 

号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5

 

 

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土(用土)

 

乾燥した土地に育つため、水はけの良い用土を使いましょう。

 

  • 腐葉土2割、赤玉7割、川砂1割、とします。
  • 水はけの良い土であれば代用になります。
  • 鉢底には小石など入れて水はけを確保します。

 

 

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底石

 

ネットに入った便利な底石があります。何度でも繰り返し使えるので経済的です。

 

 

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肥料

 

基本的にアロエは元肥(もとごえ)【植えつける前に多量に施しておく肥料】は必要ありません。

 

 

 

肥料を与える量は?

 

 

夏は成長が早いので肥料不足になる可能性がありますが与えすぎると負けてしまいます。少量を心がけましょう。

 

 

 

肥料の種類は?

 

 

食べることを考えると化学肥料ではなく有機肥料で育てたいところです。

 

 

  • 中でも牛糞堆肥などの肥料が適しています。
  • 牛糞堆肥を根っこに直接触らないように鉢底のほうにいれましょう。
  • アロエの根に触れてしまうと肥料焼けを起こしてしまいます。

 

 

 

そのことからも有機肥料が使えないのであれば、必要に応じて液体肥料を使ったほうが無難なのかもしれません。

 

 

 

 

 


 

 

植えつけ方

 

 

植えつける時期は?

 

 

  • アロエベラは寒さに弱いため日中の気温が20℃から25℃くらいの暖かい晴れた日にしましょう。
  • 植え替えの数日前から水やりをやめ土を乾かすことで鉢から抜けやすくなります。

 

 

 

植え替えるのはなぜ?

 

 

鉢で育てる場合は土が養分が減少し酸性化したり、鉢の中の根が詰まって成長ができなくなるため1年に1回は植え替えが必要です。

 

 

鉢の側面をたたきそっと引き抜きましょう。

 

 

株を2つに分けましょう。

 

 

根鉢(根と土が一体化したもの)から丁寧にほぐしましょう。

 

 

 

土を払い落として長い根を1/3くらいの長さに切り落としましょう。

 

 

風通しのいい日陰で苗を数日乾かしましょう。

 

 

 

大きい物は乾くのに1週間ほどかかることもあります。

 

 

 

元の鉢より大きめの鉢の底に

 

  1. 底穴をふさぐネットを敷き、
  2. そこが見えなくなるまで鉢底石を入れ、
  3. 混ぜ合わせた用土(赤玉7、腐葉土2、川砂1)を7分目まで入れましょう。

 

 

用土の上にアロエを置き用土を足して植え付けましょう。

 

 

 

メネデールを使って植えつけしましよう。

 

 

  • 植物に必要な農園芸用の二価鉄イオン水溶液(鉄イオン水)で、イオンパワーで植物の生命力を高めます。
  • 植え替え、挿し木、株分け、弱った時などに使用すると活着がよくなり元気になります。
  • 化学合成成分を一切使わない安全で環境にもやさし活力剤です。

 

 

 

メネデールの使い方

 

 

  • 苗の植え付け時に、根元をメネデール100倍液(水2リットルにキャップ1杯)に5分ほど浸して植えたり、植え付け後100倍液をたっぷり根元にかけると、根の活着がよくなります。
  • 弱った植物の根元にも100倍液をたっぷり与えると元気になります。
  • 根腐れの場合は、鉢から抜いて腐った根を取り除き、メネデール100倍液に一昼夜根をつけてから新しい土に植え替えます。

 

 

 

メネデール

 

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水やりは?

 

 

土全体が乾いたら葉っぱにかけるのではなく土にたっぷりかけるようにしてください。

 

 

  • 屋外の場合、アロエベラの保湿力は強力なので、通常は天気に任せても大丈夫です。
  • 夏場は土が乾いたら、夕方あたえる方がいいでしょう。冬場は乾燥気味に少量与えるだけで十分です。
  • 水のやりすぎに注意しましょう。

 

 

土の乾き具合を見る

 

鉢の内部を含めた土全体が乾いたらたっぷり与えましょう。
しかしつちが乾いているか外からではわかりません。
そこで次のやり方で乾き具合を調べましょう。

 

鉢を持ち上げてみて重かったらまだ内部の土が湿っています。

 

割り箸をさして引き抜いてみて湿り具合をみましょう。

 

適切な水やりは毎日の観察が大事です。

 

 

夏の水やり

 

アロエが一番育つ夏の時期。土全体が乾いて気温が下がった夕方にたっぷりあげましょう。

 

 

朝に水やりをすると日中太陽の熱で土の中が熱くなり根が傷んだり、葉にたまったが太陽の光に反射して葉や茎を痛めたりします。

 

 

 

 

 

冬の水やり

 

 

最低気温が10℃以下になったら室内に入れましょう。

 

土はやや乾いた状態で、月に1回表面が湿るくらいでいいでしょう。

 

屋内に置けない場合は軒下などの霜に当たらない場所に置きましょう。

 

 

肥料は?

 

  • 液肥、固形肥料などを3−4ヶ月に一度与えれば十分です.。
  • 多肥は根腐りの原因となります。少なめを心がけましょう。

 

 

 

 

植え替え時期・ポイントは?

 

 

 

  • 長く同じ土を使っていると養分が減少し、酸性化してしまいます。鉢植えのアロエは年に1回の植え替えが必要です。
  • 根が張りすぎると、水はけや通気性が悪くなったり、株が拗(ねじ)れて成長が悪くなる原因にもなります。
  • 湿ったまま植え替えを行うと、根を傷める可能性があるため、アロエを引き抜く前に、鉢の土は十分に乾燥させてください。
  • 植え替え時は根を切り詰めたりして腐食しやすい状態になっているため、植え替え後1週間ほど水やりをしないでください。

 

 

 

 

アロエの葉が赤くなったら?

 

 

春から夏にかけて

 

  • 成長が進む暖かい時期のアロエの鉢植えを長い間植えかえをしないでいると、根の状態が悪くなり根の栄養が不足して葉が赤く変色したりします。
  • 1年に1度,4月になったら、太陽のよく当るところに出し新しい土に交換してあげましょう。 

 

 

秋から冬にかけて

 

 

冬の間は葉の赤い部分が多くなりますが、休止しているだけで枯れている訳ではありませんから心配いりません。

 

 

 

 

 

  • アロエの栽培で特に気をつけたいのは、「水はあげすぎない」と「寒さに弱い」です。
  • 11月中旬くらいから休眠(室内に入れて水を全くあげない)させましょう。

 

 

 

コバエを防ぐには

 

 

土の上部から2cmくらい下の土中に卵を産み付けて繁殖するコバエを防ぐには、表面を乾かす必要があります。

 

赤玉を表面に敷き詰めればコバエがいなくなったという報告があります。

 

また竹炭を細かくしたチップを表面に敷き詰めるのも同じ効果が期待できます。

 

ただ竹炭を敷き詰めると乾き具合がわかりにくくなるというデメリットがあります。

 

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