アメリカのブルース史
W.C.ハンディの"St. Louis Blues"の譜面(1914)
- 19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われています。
- 1903年、ミシシッピ州のデルタ地帯を旅行中だった白人、W・C・ハンディ(英語版)が同州タトワイラーで、黒人によるブルースの生演奏に遭遇。
- この後、彼は楽曲を楽譜にして発表し、ブルースは広く世間に知られることになりましたが、ハンディは、ブルースを楽譜におこしただけであり、ブルースの父というのは過大な評価と言えます。
この年を「ブルースの生誕の年」とする見方もあり、2003年はブルース生誕100年を記念してアメリカ合衆国議会により、「ブルースの年」と宣言されました。