農業用マイエンザとは
これは、愛媛AIとも呼ばれ、納豆菌、乳酸菌、酵母菌、(善玉菌)を培養した万能液で野菜、花、果樹の安全の植物生育促進剤です。
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農業用マイエンザは、土の中の菌の代謝物のアミノ酸などによって土壌や葉面に棲む微生物を活性化させ連作障害を抑えられる他、虫除けにもなります。
「えひめAI(あい)」の名前は、「えひめAI-1」開発者である愛媛県工業技術センターの曽我部義明さんが 環境童話「地球の秘密」の作者で1991年に12才で亡くなった坪田愛華さんの「地球への思い」に共感し、愛華さんの【愛】から付けられたそうです。
その「えひめAI」には、2種類あります。
えひめAI-1は、愛媛県産業技術研究所で開発された【環境浄化微生物】のことで、納豆菌・酵母(パン酵母)・乳酸菌を糖蜜で発酵培養したもの。
えひめAI-2は、えひめAI-1を家庭でも簡単に作れるように改良されたもので、納豆、ドライイースト、ヨーグルトを砂糖で発酵培養したものです。
「えひめAI-1」「えひめAI-2」は、製造方法や材料に若干違いがあるものの、効果は全く同じです。
作り方
材料
- ペットボトル 500ml以上
- ヨーグルトメーカー
- 黒砂糖 15g
- ドライイースト 5g
- ヨーグルト 25g
- 納豆(小粒) 1粒
- 45℃の湯 250ml
ドライイーストは天然の菌を乾燥生成したもので、この酵母菌がえひめAIの成分である納豆菌と乳酸菌の仲を取りもち、砂糖を養分として酵母菌を増やし各種アミノ酸を生成して植物の生育を助けるのである。
よってベーキングパウダーや重曹は代用品にはならないということです。
- お皿に黒砂糖15gとドライイースト5gとヨーグルト25gを入れ混ぜる
- 別の大き目の皿に納豆1粒と45℃のお湯250mlを加え、納豆のネバネバを溶かす(納豆の大豆は捨てる)
- よく混ざらない場合はペットボトル容器に移しキャップをして軽く振る
混ざったらヨーグルトメーカー容器に移し24時間保温(42℃をキープ)
24時間経ったら250mlの水を加えて500mlのマイエンザの出来上がる。
写真で作り方のおさらい
お皿に黒砂糖15gとドライイースト5gとヨーグルト25gを入れる。
よく混ぜる。
45℃のお湯250ml
別の大き目の皿に納豆1粒と45℃のお湯250mlを入れ納豆のネバネバを溶かす(納豆の大豆は捨てる)
良くかき混ぜる。
ヨーグルテア容器に入れる
温度42℃24時間設定する。
24時間後ペットボトルに入れ替え250mlの水を加えると500mlのマイエンザができます。
使い方
畝立て後10倍の培養液をたっぷり散布し、2週間後に植え付けする。
500倍に薄めて水やりがわりに散布。
500倍に薄めて噴霧器などで裏表の葉面にたっぷり吹き付ける。
葉面に棲む微生物が活性化し、病原菌に対する抵抗力が増す。
500倍とは
1滴が約0.05mlなので1mlは20滴。
なので2ml=40滴を⇒1リットルの水で薄める。
500mlのペットボトルなら20滴を500mlの水で薄める。
10倍を1リットル作るには、200滴を1リットルの水で薄める
保存期間
放置していくと沈殿したたまりと上層の液体に分かれます。
通常は混ぜて使用しますが、別々に使用しても構いません。
その場合、たまりのみ取り出し冷蔵庫に入れれば1年は持ちますが、液体のほうは3か月以内に使い切ってください。
注意
納豆の匂いが苦手な方はやめたほうがいいですね。かなり臭います。