自然栽培(自己流)

自分流自然栽培の認識

2021.4より始めた無農薬・有機栽培ですが、実際してみて調べていくうちに有機栽培でも人体に害になる野菜ができることに気が付きました。2021.11月現在

 

人間は食べ物によって病気を招く。
自然の恵みだけを摂取すれば病気にならない。
そんな考えを持つようになり少しでも実現できるように挑戦したいと思いました。

 


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有機栽培のどこが悪いのか

 

青虫・アブラムシなど、害虫が付くのは野菜がおいしいからではなく、余分な栄養を浄化するために来るということ。
つまり肥料過多により、窒素分が過剰になり虫たちが集まり余剰分を取り去る役目をはたしている。

 

葉や実ががぐんぐん大きくなる野菜は、栄養分が過剰で中身がスカスカ。そんな野菜は腐りやすく栄養もない。

 

いい野菜は身がしまり、水に沈む。

 

栄養が少ないので根を張るのに時間がかかり成長が遅い。その分根が地中まで伸び大地にしっかりしがみつくため倒れない。
根が張るとぐんぐん成長する。それまで辛抱が必要。

 

 

虫たちの関係図

 

自然栽培では虫たちが食うか食われるかの世界で戦っています。

 

例えば青虫のたまごが葉っぱについてもすぐに虫たちが食べてしまうため生き残れ無いそうです。

 

 

この生存競争のバランスが保たれている限り、農薬をまかなくてもいずれ虫はいなくなると言われています。

 

バランスを崩している原因が肥料にあるということです。

 

肥料を過剰に与えると余分な肥料が虫を寄せ付け過剰になる。

 

そして偏った虫たちが群がり手に負えなくなる。

 

 

しかし肥料をやらなくては野菜が育たないと普通は考えます。

 

窒素、リン酸、カリの三要素がないと野菜は育たないと土の本も書いています。

 

でも生ごみで土を作れば、程よい三要素が十分含まれるのです。

 

結論としては、生ごみの土を植えつけ前に施せば、肥料を与えなくても十分に野菜は育つということです。

 

 

生ごみで土づくり

 

 

対策と教訓

 

 

  • 動物性肥料、牛糞、鶏糞等はとくに栄養が過剰になるため、土づくりに大量の牛糞を投入するのはやめたほうがいい。
  • 植物性肥料(天恵力汁等)は動物性肥料よりも窒素分が少ないため過剰になりにくい。
  • なるべく肥料はやらず必要最小限の栄養で育てる。
  • 栄養が少ないと栄養を探すので、根を地中深くまで張り、強風が吹いても倒れないそんな野菜に育つ。
  • 特にホウレンソウや水菜、小松菜等の葉物は窒素分を吸収すると青くなる。丁度いい色とは薄い緑色をしている。
  • 苦味がある葉物野菜は、窒素分が過剰に吸収している証拠で、子供が苦いと感じ食べないのは食べてはいけないという自己防衛反応の可能性がある。
  • 牛は濃いい緑の葉をよけて薄い緑の葉を食べる。
  • 自然栽培、有機栽培、化学肥料栽培のご飯3種類をビンに入れ蓋を開けて10日放置すると、最初に腐るのは有機栽培、次に化学肥料栽培、最後に自然栽培は腐るどころか甘い香りがして、発酵し始める。いわゆる甘酒。
  • 不純物がないと食物は発酵し新たな食べ物へと移り変わる。
  • 自然栽培で育てたリンゴはジュースにすると、密封されていなくても10年後も腐らず飲めるという。

 

 

有用微生物

 

誰でもできる生ごみ堆肥化大作戦より

 

 

 

 

糸状菌(かび)  好気性微生物(酸素が好き)

 

有機物の分解をする。

 

 

細菌(バクテリア) 好気性微生物 パチルス菌等通性嫌気性微生物(酸素があってもなくてもよい)=乳酸菌など

 

乳酸菌の働き 
タネの発芽促進作用、強い殺菌力があり、有害な微生物の活動や、有機物の急激な腐敗、分解を抑制する。
連作障害で生じる有害なカビ(フザリウム)の増殖を抑える

 

 

酵母菌 嫌気性微生物 (酸素が嫌い)

 

根や細菌の分裂を活性化する。酵母の菌体や代謝物には、ビタミン、アミノ酸等が含まれ、乳酸菌や放線菌の増殖に役立っている。ほとんどの発酵型の微生物資材に含まれている。

 

 

放線菌 好気性微生物

 

光合成細菌や酵母が作り出すアミノ酸、ビタミンなどをもらい受け、抗生物質を作り出し、病原菌を抑えてり、有害なカビ(フザリウム)等の増殖を抑える。微生物の住みよい環境を作る。ミミズの糞にたくさん含まれ、土を肥やし、植物から病気を防いでいる。

 

 

光合成細菌 嫌気性微生物

 

土壌が受ける光と根をエネルギーにし、植物の根からの分泌物、有機物などをエサにしている。
アミノ酸、糖類等の植物の生育を促進させる多数の物質を合成する。
栄養微生物といわれる。連作障害を防ぐ作用がある。

 

 

 

 

市販の腐葉土を堆肥に

 

 

私にもできる自然農法入門より

 

 

一般に発売されている腐葉土は堆肥としては未熟なので虫や微生物等で腐熱を進めましょう。

 

冬の間に作れば春には堆肥として使用できます。

 

  1. 腐葉土を袋のまま水が抜けるように下に穴を数か所開けます。
  2. 上部の口を開けます。
  3. レンガやスノコで水抜き台を作りその上に袋を設置します。
  4. 転倒防止に杭などで補強します。
  5. 開口部を外側に折り返して腐葉土を日に当て、虫たちも呼び込みます。
  6. 半年から1年後完熟すると土のようになります。
  7. 完熟した腐葉土に赤玉土を同量(これは自己流)投入すれば出来上がり。

 

 

雑草が大地をすくい食べ物を育てる 片山學より

 

 

 

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