ほんとの野菜は緑が薄い 河名秀郎
印象に残った文章を抜粋
有機栽培のお米と、自然栽培のお米を10日ほど放置すると、有機栽培のお米は何とも言えない腐った匂いを放ち自然栽培のお米は甘い香りを放ち腐るどころか甘酒に発酵していました。
要するに有機栽培や化学肥料で育った作物は成長は早く見た目は良いが生命力がなく朽ち果てるスピードが早い。
自然栽培の作物は身がしまり生命力あふれ本来の姿を現している。
肥料を多量にまき、成長を早め消費者が求める緑の濃いい野菜を作るため窒素分が過剰に土壌から吸い上げられるため水菜、ほうれん草、春菊、チンゲン菜、サラダ菜の葉の緑色が濃くなり硝酸塩窒素が多く含まれている状態になります。
この硝酸塩窒素は肉や魚等の動物性タンパク質が合わさると胃がんになる可能性が指摘されています。またこれは野菜がまだ緑の濃いい若いうちに収穫しているからとも言われています。
硝酸塩窒素が抜けている野菜は淡い緑色をしています。
動物性肥料よりも植物性肥料のほうが腐る速度が遅い。
動物性肥料 鶏糞、牛糞等
植物性肥料 ぼかし肥料、木昨酢、竹昨酢、天恵緑汁等
自然栽培のし方
今まで使って生きた肥料(不純物)を取り除く。
遺物の入った層が30cmくらい下に溜まっているのでそれを取り除くために一切の肥料を断ち切ります。
肥毒を行うには時間がかかります。土をきれいにするために避けて通れない浄化作用で、作物を育てても育たなかったり虫食いにあったりとしますが我慢するしかありません。
耕して地層をひっくり返す。小麦や大麦を育てると直根性(じこんせい)が強いので細くなった肥毒を根の力で吸い上げて掃除をしてくれる。
種は自分で種を採る(自家採種をする。周りの環境や畑に適応した種を在来種、固定種という。
販売している種はコーテイングして不純物を付けている。その不純物が土に入り肥毒化する。
無肥料栽培を実現する本 岡本 よりたか
月の灯り
- 趣旨の発芽には月光が必要。
- 月の光子が種子の病気を防ぐ。
月と雨
- 満月に近いほうが月と太陽の引力が均等する。
農業は旧暦で行う
- 種まきは満月に向かうとき
- 果菜類、豆類は満月に向かうときに収穫。
- 葉野菜、根菜累は満月を過ぎてから収穫。
天然菌
天然菌と作られた菌
福井県 マルカワ味噌